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チェスティは神戸発のファッションブランドとして成立し、30代の女性を中心にとても人気が高く好評を得ています。
チェスティを始め、神戸のファッションやブランドについて興味がわいたので、少し調べてみました。
まず、神戸系ファッションという独自の文化が発達しています。
まず、アパレルのほか、ケミカルシューズ、真珠加工・貿易といった周辺分野も含めたファッション産業を、長く特徴的産業としてきた神戸は、明治期初頭の開港以来、国際貿易港の後背地としていちはやく西洋文化を取り入れ発展してきた歴史と、隣接する芦屋や夙川、苦楽園等の阪神間地域を含んで、商都大阪のベッドタウンとして発展してきた歴史があります。
これらのことが早くから西洋化・近代化された一種の上流階級文化ともみなし得る、独特な山手文化を同地に育んできました。こういった背景のもと、神戸・山手エリアに住む富裕層の女性が好んだとされるエレガントさを基調としたスタイルが軸となり、比較的、ブランド志向の強い洗練されたファッション感覚が、高度成長期を経て広く市民に醸成されるに至り、1975年頃よりニュートラという名称で発信されてブームとなり、全国的な展開を始めます。
その後、2000年頃から再びファッション誌がこぞってこのスタイルを神戸系ファッションとして取り上げたことを契機として全国的に流行し、着こなしのひとつとして認識されるに至りました。神戸系ファッションという言葉はその際に使われ始めた言葉で、それ以前は意識的に使われたことは基本的にはなかったそうです。この流行を積極的に利用する形の新たな展開もみられます。チェスティもその一つだと思います。
チェスティはもちろん、様々な神戸発のファッションブランドが多くの女性誌で紹介されています。どの都市化は関係なく、全国展開されているファッション誌で紹介されているあたり、流行は時と場所を選ばないものかもしれないと思いました。
さらに、最初に書いた通り、上流階級…つまりハイソなデザインが人気のこの神戸系ファッション。上品かつ時に大胆な内容が女性の心を射止めているようです。
神戸のファッションとブランドを語るには、神戸の歴史と文化を知るところから始めなければなりませんでしたが、さらに興味がわいたので、また新たに発見したことがあれば紹介していきたいと思います。
昔ながらの神戸スタイルというものもあるようなので、次はそちらを取り上げます。

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