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「未来世紀ジパング」という番組で取り上げられていた日本式フランチャイズについてご紹介します。

なぜ「日本式」と呼ばれているか分かりますか?それは日本特有のフランチャイズの方式があるからです。その特徴とは「おもてなし」だったり、「きめ細やかさ」です。番組では、日本の飲食店と海外の事業家がフランチャイズ契約をして、日本の店を海外にもっていくという活動が特集されていました。

この中で特徴的なのが、その海外の国に特化したメニューを作っているという点です。日本のメニューをそのまま導入するのではなく、飲食店の社長が自ら現地に出向いてニーズを調査して現地にあわせたメニューを開発していました。ここまでやってくれれば鬼に金棒ですよね。店を出店する方からすれば、心強いと思います。

ビッグサイトで行われていたフランチャイズのEXPOの様子も特集されていましたが、そこには飲食店だけではなく、教育系の会社や清掃会社まで出店をしていました。特に「教育」は、発展途上国においてかなりニーズがあるそうです。

ただ、問題もあります。例えば、中国です。よくニュースにもなっていますが、いわゆる「パクリ」をしてしまうような文化がありますよね。フランチャイズで店を海外に持って行くと、ノウハウが流出して、同じような業態の店を作られてしまうというリスクもあります。海外だけではなく、日本でもそういった事例は数多くあるようです。

その似たような業態の店が出店してうまくいくのかどうかが気になりますが、うまくいかないことが多いそうです。それはフランチャイズだからこその強みが関係しています。それは、常に最新のマニュアルや設備を提供できるという点です。ずっと同じ技術、同じ商品ではなく、企業も時代の変化にあわせて常に改良をしていますから、常にマニュアルや商品も変わっていきます。フランチャイズであれば、そういった最新の情報を常に提供してもらえるという点もメリットです。

フランチャイズの難しいところはそれだけではありません。オーナーの利益を考えなければいけないという点です。直営でやっているのであれば、100店舗あったとしても、70~80店舗が黒字になっていれば、全体で見れば黒字が出せる可能性が高いので、多少の赤字店舗はやむを得ないとなるかもしれません。それが、フランチャイズでは許されません。なぜなら、一つ一つの店にオーナーがつくからです。オーナーにとっては、その店を黒字にしなければ生活が成り立たなくなるので、直営のように赤字店舗があっても良いというわけにはいきません。1店舗ごとに黒字をだしていかなければ、フランチャイズは広がりません。

飲食店の話が中心でしたが、マッサージ店や清掃会社も海外に進出しています。今後、どのような業態、店が海外に展開されるのか楽しみですね。

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