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思い出を「カタチ」にできる、3Dフィギュアという商品があります。
2013年5月末に東京・港区にオープンした「青山3Dサロン」の廣橋博仁さんは、3Dプリンターを使用した、3Dフィギュアの製作・販売を行っています。常設スタジオは日本初といわれていて、「思い出を3Dで残す」。そんな画期的コンセプトで同サロンはオープンしました。このサロンでは、今話題になっている3Dプリンタ技術を駆使し、自分の現在の姿をフィギュアでリアルに再現するというサービスを提供しています。
平等之博さんは、「これまで3Dプリンタというと企業向けのもの、というイメージが強かったんですが、その技術を使って個人向けに、何か人の心に残るような、面白いことができないかと考えたのが始まりです」と話しています。
たしかに、3Dプリンタというと決して身近ではありませんでした。プリンタ辞退を手に入れるのも簡単ではありませんし、企業向けのものだと思っている人は少なくないでしょう。
しかし、そのプリンタ技術を駆使してできたのが3Dフィギュアです。
写真だと平面だったものが、3Dプリンタでは360度見ることができる立体的なものになります。思い出を立体的に残すというのはとても画期的で楽しいものだと思います。
撮影の流れやポーズなどの確認を行い、その後、同じフロアにあるスタジオに移動し、撮影開始。
撮影用のポーズが決まったら、最新の3Dスキャナ&カメラを使い、体の前後左右4方向を上から下まで、なぞるようにスキャニングしていきます。この3Dスキャナ、本体から発光された光が戻ってきた距離感により3Dデータを取得する仕組み。洋服のテクスチャーや柄まで丁寧に取り込んでいきます。さらに、光沢があって再現が難しい髪の毛は、別のスキャナを使って撮影を行います。
ポーズにもよりますが、撮影時間は5~15分程度で終了です。
あとは、2ケ月後の完成を待って、一旦帰宅。
一方、撮影データは専門の技術スタッフの手に渡り、綿密な編集が行われます。
まるで自分の分身を作るかのような感覚に、作りたいと申し出る人が多くいるようです。
新しいクリエイターの形について、サンフライドのCEO廣橋博仁氏はこう語ります。
「僕らが得意とするのは、“既存のモノを掛け合せて、新しい別の何かを生むこと”。
この世に存在しないまったく新しいモノや、誰もが驚く奇抜なモノを創りたいという欲求は、正直あまり無いんです。もちろん、まったく新しいモノを創るって凄いことですけど、僕がお客様の立場なら、これまで自分が創りあげてきたモノや培ってきた技術を、より有効に活かせたら嬉しいと思うんですよ。」
既存の技術を有効活用している3Dフィギュアが、まさに廣橋博仁氏のはなす“既存のモノを掛け合せて、新しい別の何かを生むこと”そのものだと思いました。

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